低価格化が止まらない
おはようございます。
今日は低価格化が止まらないについて考えてみました。
テレビ
50型の4K液晶テレビで、価格は税別5万4800円(ドン・キホーテ 2017/6)
日本メーカーに生産を委託した自主企画品で東芝子会社の電子回路基板を使用
1週間で初回生産分の3千台が完売
通常ならこのレベルの価格は10万円台です。この価格差はブランドだけからくる差だけなのでしょうか?もちろん、品質レベルも少しはあります。
低価格と高価格の2極化がこれからもすすむと思われますが、実際に使う基本的な性能や機能に差があまりないのであれば、誰でも低価格のものを選びます。なぜなら、ブランド価値は永遠ではありません。テレビならシャープでわかると思います。
品質の面でも海外で同じ生産工場でつくっているのであれば、あまり差が出ないはずなので、価格が違っていてもどちらも同じレベル(少しは差があります?)だと考えていいはずですね。
この価格レベルだと修理しなくても買い直した方がお得ですね。
クルマ
安全装備の追加などでかなり高額な価格になっています。一昔であれば、100万円以内で充分購入できていたものが今は200万円近くになっています。
クルマの購入価格て高いと感じている人はたくさんいると思います。
なぜなんでしょうか?それは日本でクルマを生産していない、日本で売っても儲からないと考えており、割高になっています。クルマのモデルチェンジ期間も長くなったと思いませんか?
低価格化の話でなくなっていますが、あまりに高額なので収入の少ない若者は車をなかなか購入しません。クルマに価値を感じていません。
通勤に必要だから購入するのでは?一番安い軽自動車か中古車などをしかたなく購入はしています。
いずれは海外(インドなど)から低価格のクルマが入ってくる可能性もあります。もしかしたら、価格は国内メーカーの車と同じフル装備で50万円だったら爆売れするかもしれませんね。
低価格化の波には逃れません。その商品を誰もが使うようになると数も増え、生産コストも下がるからです。さらに海外ではまだ人件費が安いのでさらにコストがさがり,低価格で商品が提供ができます。
低価格化が止まりません。その中でみなさんが良い商品を選ぶことがいちばんに必要ですね。