おかしな値上げ~ 2017年6月
おはようございます。最近ほんとうにおかしな値上げばかりですが、今回は郵便料金とビールについてです。
郵便料金 はがき料金52円→62円
値上げの理由:人手不足による人件費の増加や利用者の減少による収支の改善
はがきが値上げするのは23年ぶりでなぜ、今本当に値上げをする理由は?
➡2015年に買収した海外子会社の業績悪化に伴い2017年3月期の決算が400億円の最終赤字になることが本当に理由です。オーストラリアの物流子会社で発生した損失は4000億円程度あり、これを消費者に負担(取り戻す)してもらうが目的です。
オーストラリアの物流子会社買収を指揮したのが西室泰三氏、過去東芝の社長でもあった人物で東芝、日本郵便の不調の元凶をつくりだした経営者のひとりであることは間違いありません。結果が良し悪しでも、まさに経営者の責任はとても重たいのです。
ビール類 1~2割の値上げ
国税庁が酒の安売り規制を強化するためです。大手スーパーやディスカウント店の安売りに対して街の小売店を守る?原価割れの不当競争(赤字販売の禁止)をなくすことが目的で、値上げの本当の理由は?
➡値上げをして得をするのはビール製造会社です。販売促進費のリベートを払わなくてよくなるからです。たとえ販売が減っても大幅な利益につながります。生産が減った分は安易に従業員を解雇して人件費を削減すれば良いとを考えているのが経営者です。
街の小売店はこの世からほとんど姿を消していますし、価格の1~2割も販売促進費に使っていても成り立つわけですから、ビールの値上げは消費者を裏切っているようにも思えます。
まず、消費者は対抗策として、ビールを買わないことができます。ビール好きにはガマンできなと思いますので、自分でビールを作るのものひとつの対抗策でおすすめします。酒税法で個人が酒を造るのは禁止されていますが、アルコ―ル度数1%未満であれば問題なく誰でも作ることができます。アルコール度数は砂糖の量などで簡単に調整が可能です。(ここが酒好きのためのポイントですね。)
おかしな値上げばかりで、消費者に負担ばかりです。自分の生活を少しだけでも守るためにはアンケートモニターがおすすめです。誰でもかんたんにはじめることができ、アンケート依頼に回答すれば毎月お小遣いレベルを得ることができます。